2017年9月8日金曜日

84歳の母の生き方を見て思うこと、そして反省すること 


本日は母の話をしたいと思います。
母は昭和8年生まれの84歳。
ずっと元気だったのですが、約半年前にガンが見つかりました。
発見された時は、すでに末期な状態でした。
もう退院は難しいかな、、と思っておりましたが、最近になってようやく以前からいた老人ホームに戻ることができたのです。
母と過ごせる日々はもうそんなに多くないんだろうな……この年(47歳)になって遅ればせながらその思いが脳裏をよぎるようになり、母が病気になってからはマメに時間を見つけて会いに行くようにしています。

見舞いに行くと、母は高齢なこともあり、同じ話を何度も繰り返し話します。(笑)
自分の人生や、私を含めた子供の小さいころの話、孫の話など、、。何度も聞いた話ですが、たまに初耳の話もあるのが不思議です。(笑)
以前は母の話を聞くことを「めんどうだな。」と思い露骨に嫌な表情をうかべてましたが、今は話を聞くことがうれしく、うんうんと相槌を打ちながら聞いています。

母は愛知県名古屋出身。地元では有名な実業家の父(自分にとっては祖父)のもと、それなりに裕福な生活だったようです。
ですが、戦争の時代となり、幼い頃、空襲警報を聞きながら防空壕に駆け込んだことが何度もあったようです。
生きるか死ぬかの話で非常に怖かったと、よくそんな話を聞きました。
そして、食べるものにも相当不自由したようです。

戦争も終わり、母と父はお見合い結婚しました。
母は、愛知の実家を出て、東京の父の家に嫁ぐことになりました。
父方も事業を営む家系でした。私の父は長男で祖父の築いた企業を継ぐ立場でした。
結婚後はとにかく苦労が多かったようです。
父の実母、つまり母にとっては姑となるわけですが(自分の祖母ですね)、自身にも家族にも厳しい方。母にも厳しく接する姑だったようです。
加えて父の弟妹は10人おり、その家族も含めると総勢30人くらいの大家族。その大家族の長男嫁だった母は、家業も手伝い、大家族の世話をする、とにかく忙しく気苦労も絶えない生活だったようです。
私は4人兄弟でだいぶ年が離れてうまれた末っ子でしたのでその時代は知らないのですが、私の兄姉3人は母の苦労を目の当たりにしていたようです、

すみません、思わず母の昔話が長くなってしまいました。
今回のブログはなにもしめっぽい話をするつもりはなくって。。。

これまでにないぐらいに母と密に接するうちに、母のエネルギー溢れる生き方に改めて気づかされた、それをここに記しておきたいと思ったわけです。

戦争経験者だからなんでしょうか……生きるか死ぬかの瀬戸際を経験したからでしょうか……食べるものに苦労したからでしょうか……。
戦争を乗り越え、やがて家庭を築いた母はとにかくエネルギー溢れる生き方をしていたように思います。

母のエネルギーの矛先は、自分を含めた4人の子供の教育でした。
いわゆる教育ママ、子供成長第一ママだったと思います。
少子化、単一家族の時代に子育てに時間とお金を割く、、ではなく、稼業を手伝い大家族嫁として家庭を守り姑に厳しく指導される、、という状況にもかかわらず4人の子供たちの教育に人一番エネルギーを割いたのです。
子供の才能を見つけるためか、いろいろなことを学ばせたり、イベントに参加させたり、興味をもったことはとにかくチャレンジさせたり。
勉学にも熱心で、兄弟全員に中学受験をさせたり、、でした。
私は、ピアノをやりたいと5歳くらいの時になぜか言ったようで、すぐにピアノを学びに行かされ、ついでに絵も学びに行かされ、、、と。
あ、才能は開花しませんでした、、。

ガンが発見されてからも、まだそのエネルギーはまったく枯れていないことに驚かされます。
いまの口グセは「早く元気になりたいな~」「買い物したいな~」「美味しいものが食べたいな~」、そのみっつ!
飲食がまったくできず点滴生活なのに、寝たきりにもかかわらず、、、です。はい。

母のこの生きるエネルギーはすごいな、と思うのと同時に、この特徴は自分にもしっかりと受け継がれているのではないかと思わずにはいられません。
自分の場合は、溢れるエネルギーを仕事、つまりフェローシップに注いでいます。
とにかく、チャレンジングな仕事をしているのが楽しい。もっともっと上昇したい。新しい自分に出会いたい。
社員や、お客様や、様々な人と社会でかかわり、自分を表現できることが楽しい。
エネルギーが溢れている自分を感じています。
母のエネルギーは子育てと食べることにむいてましたが、私はビジネスとお酒かな(笑)。

重い話にもしめっぽい話にもするつもりはないのですが、それでも最後にひとつだけ。
自分はこれまでまったく親孝行せず、母にもそっけなく接してきました。
リクルートを退職して独立した時、心配症な母に「あーだこーだ」言われるのが面倒なので、3年くらい独立したことを内緒にしてました。親不孝ですよね。。。(笑)

母の病気がわかって痛切に感じたことがあります。それは「時は戻らない」ということ。本当は母にもっと違う接し方ができたはず、もっと親孝行すればよかった、と最近は後悔しきりです。

時は戻らない――そんな簡単なことに若いうちはなかなか気づけない。けれど日常生活でもビジネスシーンでも、時は戻らないのです。絶対に。
普段忘れてしまいがちなこの事実をこれからはしっかりと胸に刻んで、後悔しない生き方をしなければならないなと改めて痛切に感じています。そして、同じ生きるならやっぱりエネルギー溢れる生き方をしたい! 
エネルギーあふれる母の生き方にふれるたびに、そう感じています。

今、また採用強化で募集活動をしています。中途も新卒もです。
エネルギーあふれる自分は、エネルギーあふれる人との出会いを待っています。
戻らない時を、共に歩めることを楽しみしながら。

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小山 剛生 (こやま たけお)
株式会社フェローシップは、”仲間”を語源としてます!

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2017年9月1日金曜日

派遣スタッフとランチをしてきました! Part2

昨日今日とすっかり涼しくなってますね。社内は季節の変わり目か、風邪気味の人が多く、マスク組が幅を利かせております。。。
さてさて、先日に派遣スタッフで2年ほど活躍してくれた27歳の男性・Aさんと一緒にランチをしてきました。
私は、営業担当としてではなくキャリアコーチの立場で彼と1年半ほどかかわってまいりました。
キャリアコーチは弊社独自の体制で、派遣スタッフ一人ひとりに専属でついているコーチングスタッフです。営業ももちろんフォローはするんですが、どうしても派遣先様の派遣オーダーにそって派遣スタッフをマネジメントする立場。キャリアコーチはそれとは一線を画し、派遣スタッフのキャリア支援を第一に派遣スタッフの話をきき相対する仕事です。

彼は某国立大学卒業。卒業直後に選んだ道はフリーターでした。あるテーマパークで働いてみたりといろんな経験をしたようです。そんなAさんが弊社派遣スタッフとなったのは約2年前のこと。弊社がAさんに提案した派遣先はリスティングサービス会社のディレクターアシスタント職でした。すぐに彼はその会社で働きはじめるようになったのですが……去年の3月に「Aさんが辞めると言っている」と弊社の営業担当者から報告を受けたのです。

私はそんなAさんと直接会って話を聞いてみることに。Aさんが働く会社のビル1Fで立ち話をしました。初めて会った彼の印象は正直「手強い人」というところでしょうか。弊社の営業担当に対して信頼感を持っておらず、当然ですが心を開かずで、表情に乏しく感情をくみ取ることがかなり困難だったのです。言葉数もそう多くはなくぽつりぽつりと話す言葉を拾ってみるとどうやら「正社員と同じような仕事をしているのに評価が低く給料が安い。社員にもなれないようだし、これではやってられない」という気持ちでした。
Aさんの話を聞きながらいろいろな考えが自分の頭をよぎりました。
正社員と同じ仕事をしているという彼の認識は正しいのだろうか、、。時給が上がらないといってもまだ仕事開始して半年。正社員と同じ仕事をしているなら派遣先に交渉の余地もあるが実際はどうか……けれども自分は直接その企業から話を聞いていないので、その場で適当なことを言うわけにはいきません。そのため「一旦この話は小山に預からせてもらえませんか。社員の件や時給の件は先方と話をしてみるし、それらが叶わないなら叶わないでそれはいったいなぜか、きちんと理由を訊いてみます。おそらくその過程でAさんの仕事ぶりや課題も出てくるかもしれない。課題を明確にして互いに成長を志し努力すればAさんのためにもなるはずです。1ヵ月私に時間をくれませんか。なので今回だけ更新してくれないだろうか。待ってくれませんか」と本気でAさんにぶつかりました。Aさんは熱意が伝わったのか、自分の提案を了承し、3ヵ月間更新することを約束してくれました。

自分はさっそく派遣先企業を訪ねました。人事担当は「現場に聞かないとわからない」といった回答。しばし回答を待ちましたが、具体的な仕事内容や明確な評価や課題はは明らかになりませんでした。私は「リアルな声を聞きたい」と直接派遣先にたずね、Aさんと面談をしつつ、Aさんから現場マネジャーを紹介してもらい直接お会いしました。現場マネジャーから聞いたAさんの仕事ぶりはというと……もっとも気になっているのは「主体性に欠けている面」だったようでした。そのほか「こっちから聞いた話をこっちにそのまま話す、作業としてはできているので派遣スタッフとしての役割は担っていただいているが、社員化となるとスタンスが違う。ディレクターの仕事は意志が必要なんです」と。辛辣な部分もありましたが、自分はそれらをA さんに正直に話しました。もちろん彼に気を悪くされてしまう恐れもありました。けれども「会社でどのように思われているのか。仕事に取り組む姿勢は間違ってはいないのか」を知ってもらうことが、きっと彼の今後に約立つはず。その確信があったから、ありのままを話してみることにしたのです。

結果、Aさんは話を素直に受け止めてくれました。その後、留学を検討したり、エンジニアの道を考えられたり、いろいろなキャリアを考えましたが、積極的に派遣先の社員さんたちともコミュニケーションをはかり、仕事に対しての姿勢も変わっていったのです。昨年冬にAさんから「給料をあげたい」との話が。人事とも相談し「作業としての成果ではなく主体的に提案する仕事をしてみましょう。そして社員と同様に派遣スタッフにもMVP賞をとるチャンスがある。賞をとることを目標にしてみましょう」と、自分は提案をしてみました。Aさんはその提案を前向きに受け止め、社内でMVP賞に選ばれることを目指しかなり努力をしたようです。そして今年の1月、Aさんは賞を勝ち取ったのです!私は本当にうれしかったです。祝福のメッセージをAさんに贈りました。
そしてそれがきっかけとなり、Aさんは見事派遣先の社員になることに。今月から同企業の沖縄支社で働くことが決まったのです。

そんなこともあり、先日にAさんの壮行会としてランチをご一緒しました。
Aさんは、私が初めて会った頃とはまるで別人のようでした。表情が豊かで口から出るのは自身の明るいビジョンばかり。マネジャーを目指したいと。Aさんと私との間には20歳の年の差はありますが、まるで友達や同志のような思いで話すことができたのです。いつか自分が沖縄に行ったならそのときはきっと一緒に泡盛を飲もう、なんていう約束も交わしました。今やLINE仲間です。(笑)

Aさんが「辞めたい」と話してきた時、それを受け入れることは正直簡単なことです。けれどそれがAさんのためになるようには、どうしても自分には思えなかった。きっといままでも仕事先で積極的に仕事に関わることなく、少し気に入らないことがあれば辞める、あるいは他によい条件のものがあれば移る、、その繰り返しだったのではないかと思われました。そしてそういう点を誰からも指摘されずにきたのだろうな、と。
私はその連鎖をどこかで断ち切るべきではないかと思い、派遣先企業に出向いて情報を収集し、その内容を彼に腹を割って話してみました。それを素直に受け止め、変わっていったAさんは素晴らしいと思います。あの時、辞めずに踏ん張ってくれてほんとうによかった。去っていくAさんの後ろ姿を見送りながら、そう強く感じました。


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小山 剛生 (こやま たけお)
株式会社フェローシップは、”仲間”を語源としてます!

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2017年8月28日月曜日

派遣スタッフとランチをしてきました!

前回更新したときは新緑の季節だったはずなのに。気がつけば季節はいつのまにか夏を超えてすっかり残暑になってしまってました。

お久しぶりです、フェローシップ代表の小山です。

今後は(今度こそは?)もう少しマメに更新していきたいなぁと思っていますので、またお付き合いどうぞよろしくお願いします。

さて、いつもはパソコンとにらめっこをしつつデスクでランチを取ることが多いのですが、今日は約束があり久しぶりに外でランチをしました。
待ち合わせたのは、ひとりの女性。30代・既婚の彼女は、弊社の派遣スタッフとして活躍してくれえちるスタッフさんです。当時より営業担当は……そう、なにを隠そう自分です(笑)。

ランチに向かいつつ、これまでの彼女のやりとりを思い出していました。
彼女は当初「女性向けの可愛いキャラクターをデザインするデザイナーになりたい」との熱い思いを持っていたのですが、デザイナーとしての経験はゼロ。
それでも面談の際に彼女の「絶対にキャラクターデザインをやりたい!」との熱い思いを感じた自分は、なんとかその夢を叶えられるよう力になりたいと強く思ったことを覚えています。

さすがに未経験でキャラクターデザインの仕事に就くことは難しい。けれど夢は諦めたくない。そんな彼女のために自分はどんな提案ができるのか――試行錯誤して紹介した仕事はある企業のDTPデザイナーの仕事でした。
最終的なゴールにたどり着くためには、まずはデザイナーとして経験を積まなければならないだろう。そう考えて<未経験OK>のデザイン職を探し彼女に提案したのです。

その提案を受け入れてくれた彼女は、弊社の派遣スタッフとして企業でDTPデザイナーの仕事をスタートさせたのです。
ずっと憧れ続けていたデザインの仕事。けれど実際に働きだしてみると、まったくの未経験だった彼女にとっては決して楽しいことばかりではなかったようです。
仕事を自分のものにするまでは、派遣先でも相当な苦労がありました。悲しかったり悔しかったりで涙を流してしまったことも一度や二度ではなかったと思います。
でも彼女は絶対に負けなかった。「いまやっていることは全部自分の経験になる」と思って仕事を投げ出すことなく毎日毎日DTPデザイナーの仕事と取り組んだのです。

結果、どうなったか?
勤務してから2年後、彼女は派遣先から「ぜひ社員になってほしい」と依頼されるまでの一人前のDTPデザイナーになったのです。まったくの未経験での就業から社員依頼を受けるまでになったのは、これもすべて彼女の辛くてもあきらめない心と「キャラクターデザイナーになる」との強い気持ちがあったからではないでしょうか。

3年経過した現在、彼女は初めてのお子さんを妊娠中です。迷ったようですが、正社員依頼は結局断り、来月をもって一度退職をされることにしました。派遣中に結婚した彼女は、引っ越したことで派遣先企業と家とがかなり遠くなってしまい、妊娠したこともあって継続するのは困難だと判断したようです。

今後どういう風に進んでいけばいいか――。今日のランチは終始その話となりました。自分も一緒になって今後進むべき道について考えてみました。
話をしていくうちにはっきりしたのは、彼女はやっぱり「キャラクターデザイナーになる」という夢をあきらめていないんだなということ。
それならば、すでにデザイナーとしての経験も積んだいま、もうとことんその道に向かってまっしぐらに進んでもいいんじゃないか、というのが今日の着地点となりました。
彼女は出産したら、フリーのデザイナーとして活動をスタートすると決めたのです。
もちろんその道は決して平坦ではないでしょう。それでも彼女ならきっとやり抜くに違いないと自分は思えるのです。

ランチの間に一緒に考え、道をはっきりと定めた彼女はとてもいい顔をしていました。
その顔を見ると自分もとても嬉しくって。
やっぱり夢を持つ人、頑張る人が好きだなぁと改めて思った昼下がりでした。

社名のフェローシップは<仲間>という意味。
たとえいまは弊社のスタッフではなくても、縁があり一度は<仲間>になった人とはずっとその関係を大切にしたいと考えています。

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小山 剛生 (こやま たけお)
株式会社フェローシップは、”仲間”を語源としてます!

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2017年5月17日水曜日

最高の社員と最高の会社をつくっている実感!

おっと、また筆不精ぶりを発揮してしまいました(笑)。
フェローシップ代表の小山です。

先月4月に新卒社員6名をむかえました。
2週間の導入研修の後、2週間のOJTを経て、5月から本格的な業務に入っています。
新卒社員が元気に働いていること、大変にうれしく思っております!

毎日、新人に業務日報を書いてもらっています。
「今日やった業務」「よかった点」「反省点」「明日に向けて」という項目で。
その内容は全社員が閲覧でき、自由に先輩社員が各自にFBコメントをかけるようにしています。
私小山は、翌朝に全員分を見て、FBコメントを書いています。
その日課がとても楽しく、そしてうれしく思っています。
新人が日々日々成長していくことを実感しているからです。

そんな新人達がフェローシップ社員に大変にいい刺激をあたえてくれ、先輩社員もやる気度が高まっている感じがしております。
いい雰囲気の会社を楽しんでいる次第です。

今期のフェローシップですが、売上目標は19億にしました。
それなりのストレッチ目標ですが、自分が目指す10年後のフェローシップ(詳しくは個別に聞いてくださいな)を実現するには今期19億はやらねばならぬハードル。
このレベルで立ち止まることはできないと考えています。
今期のために、また10年後のフェローシップのために、特に自分に課していることがあります。
一つ目は、全社員を最高の社員に育てること。フェローシップで働く能力をつけるだけでなく、社会の中で通用する社員、イキイキと自分らしく生きられる社員、そしてフェローシップやお客様に対して圧倒的な当事者意識をもてる社員。
基本はミッションと裁量と評価と報酬ですが、やっぱり教育も大事。社内にオリジナルな教育プログラムを実施することを密に決断しております。
二つ目は、理念を大切にしつつも新しいことに積極的にチャレンジし、オリジナリティあふれるビジョンや戦略を掲げることです。ソフトバンクの孫さんのようにかっこよくダイナミックで社会にインパクトはまだ出せませんが、目指すのは勝手ですから目指すことにしました。
フェローシップの理念は人々が自分らしく自立的に生きられるよう仲間意識をもって支援するです。この理念をもって、キャリアコーチを軸とした育成型の人材ビジネスを追求すること、そしてワールドワイドのグローバルな人材ビジネスにトライすること、ネットやAIを使って新領域にトライすることです。
実際に人員を補強し、形づくりはじめています。

自分にとっても楽しく背伸びし、新しい自分づくりにチャレンジしています。

本日、中国人の若手ですがリーダーを任せている女性社員と個別面談をしました。
彼女はグローバル領域で№1になる、と本気で言ってくれました。
大変にうれしかったです。
今のフェローシップは夢があふれています。
彼女だけではないですが、そんな夢を社員一人ひとりが自分の言葉で語ってくれている。
まだまだのところもありますが、そんな最高の社員と最高の会社をつくっていること実感しています。
来年の今日、5年後の今日、10年後の今日、この仲間たちと成長を実現させ、楽しいビジネス人生の思い出を語れたらと思っています。
最高の社員と最高の会社をつくるぞ!

株式会社フェローシップ
代表取締役
小山 剛生

2017年2月17日金曜日

”社長”以上 ”父親”未満 

こんにちは、フェローシップ代表の小山です!

最近、フェローシップを辞めた元社員の何人かが会社をたずねてきました。

辞めた社員が気軽に遊びに来れる会社。
それも自分が描いた良い会社像の一つ。

フリーで独立した、会社や仕事があわずに辞めた、お客様の会社に引っ張られて辞めた、、、、。
辞める理由は様々です。
社員が辞める決断をしたのはあくまでもその時その時の考えや事情によるもの。
退職が決まった際は、一人間としてその社員を尊重し、将来の発展を願い、そしてともに仕事をしたご縁が続くことを願って退職を見届けております。

なので、辞めた後に気軽に会社に立ち寄ってくれるのは、自分としてはうれしいのです。

さて、先日にたずねてきた元社員。
数年前にある事情があってフェローシップを退職し、その後教育業界の会社に転職しました。
で、今後の自分のキャリアに悩んでおり、その相談をうけました。
今の仕事はあわない、環境があわない。心身ともにきつい。
0からやり直す、キャリアチェンジしたいと。
何がやりたいのか、何が適しているのか、まだわからないが、、。
という状況でした。

彼は20代後半。
彼は、思慮深く、コミュニケーション能力も高く、上昇志向もありますが、繊細で失敗したくないという心理が先にたつ。
ちょっと自分と似たところがあるので、彼の特性はよくわかります。

仕事の位置づけは人それぞれですが、彼は大きな仕事をしている父の姿を追っている。
自分自身を成長させたいともがいているのです。
だから、私は下記の表を彼に渡しました。

キャリアは積み重ね。過去の経験を活かし、その上により高いレベル、より大きいレベル、より深いレベル、より責任の問われるレベル、より新しいレベル、より難易度の高いレベルの仕事ができるように努め、実行し、経験スキル化していくことが大事。
安易なキャリアチェンジはするものでない。すでに、歴史をつみあげているんだよ、と話しました。

 1.就職前(高校・大学)
・やりたいことは本音ではわからない。
新卒採用
若手
2.社会人<修行・基礎理解>
  22歳~27歳
・希望をもって就職。入社後の悩み、壁。
 目の前の仕事に邁進。成功失敗体験、
 喜怒哀楽経験、勉強により、職業基礎力
 (対人、自己管理、思考・処理力)つける。
・将来の方向性はぼんやりイメージ。
第二新卒採用
3.社会人<基礎習得・ストレッチ>
  27歳~30歳
・社会人生活や仕事に慣れる。きゃ輩ができる。
・与えられた仕事に邁進し、改善提案など主
 体性も出始める。
・評価差が出はじめるころ。結婚なども考え、 
 キャリアの自問自答の時期。
・キャリアチェンジするかどうかの時期。
未経験
採用
リーダー



ミドル
4.社会人<決断>
  30歳~35歳
・リーダー職として独り立ち。
・キャリアビジョン、プロとして活躍する分
 野(職種、業種、ポジションなど)を定め、
 プロ化準備。
・専門知識スキル、人脈づくり。
経験者採用
5.社会人<プロデビュー>
  35歳~45歳
・プロ(=安定して成果を出せる)化。
・能力や実力を裏付ける実績ができる。
即戦力採用
ベテラン



シニア
6.社会人<円熟>
  45歳~55歳
・社会的評価も高い一流プロを目指すか、
 自身が納得するプロを目指すか。
・マネジャーは後世を育てる。
プロ採用
7.社会人<ラストステージ>
  55歳~65歳
・同フィールドでの精進を志すか、
 キャリアチェンジか、ハッピーリタイアか。
 


とはいうものの、彼は決して彼の強みを活かした仕事はしてませんでした。
今の彼を育てるサイクルのある会社ではないと感じました。

なので、彼の「考える力を活かせる仕事」につながる経験をしてきたと、過去の経験を解釈できるよう経験のくくり方を変えてみることを提案しました。

その場では、結論までは導くことはできませんでしたが、彼が自分らしく自立しプロとして成長していってもらいたいと、自身のもっているアドバイスを提供しました。
決して父親にはなれませんが、社長部下(元部下ですが)のドライな関係だけでもない心理です。

時にやさしく時に厳しく。う~ん、ちょっと違うかな。
時にやさしく、いつも厳しくかな。笑。
ウェットな人間関係が好きな男ではありません。(嫌いではありませんが)
言えることは、自由と自己責任が好きな男です。
だから、自分らしく自立した人になってほしい。
そんな気持ちが人一倍強いので、時に普通の社長以上に社員教育や成長に熱心なのかもしれません。
自分は社員とのかかわり方、社長以上父親未満、そんな心境なのかもしれません。

株式会社フェローシップ
代表取締役
小山 剛生

2017年2月10日金曜日

今が一番楽しい、とずっと言える人生がいいね。

こんにちは。フェローシップ代表の小山です。

先日に、ソフトバンク孫社長の元側近の嶋さんの小規模セミナーにおさそいいただき、参加してまいりました。

社会の変革を見て、具体的な青写真を描き、逆算してプラン化し、実行していく。
その通り! という話。
これからはIoTの変革だ・・・、アップルのスティーブジョブスとのやりとり・・・、プーチン大統領やトランプ大統領とのやりとり・・・。
スケールの大きい話でした。
自分と比較するのはおこがましいですが、大変に参考になり、大変に刺激になりました。

で、その中でいくつか心に残る言葉をいただきました。
私にとっては下記の2つの言葉が一番心に残りました。


「未来を予測することは難しい。一番簡単なことは未来を創ることだ。」

「迷った時ほど先を見ろ。そうすれば目の前のことは誤差になる。」


いいね。今の自分に突き刺さる言葉。


自分は、振り返ると12年くらいで人生の区切りがきています。

小学校卒業までの12年。とにかく楽しい、器用に勉強もスポーツもできる要領のよい子供でした。自分に自信があり人間関係に悩むこともなく、自分を素直に表現できた時代でした。

中学から大学卒業までの期間。中学受験したんですが、周囲は自分よりもすごい人ばかり。それなりに楽しい生活、自分の知らない世界を教えてくれた時代でしたが、すべてが中途半端で終わってしまった時代でもありました。もっと自分を磨くことができたのではないか、表現できたのではないかと。少し悔いの残る時代でした。

新卒でリクルートに入社し、退職し独立するまでの12年間。自分の基盤をつくってくれた時代に思います。自立心を持たせてくれた、仕事をする喜びをくれた、経営者として独立する意志がためをさせてくれた、そんな時代だったと思います。リクルートには本当に感謝です。

独立してから現在にいたる12年間。無我夢中の期間。本気で成長した時代と思います。社長業は本当に成長させてくれます。でも、自分のできる範囲での勝負しかしてなかった時代にも思います。普通の人よりもリスクテイクはしてるのかもしれませんが、背伸びしきっているわけでもなかったな、と思っております。

で、今。

もっとビジョンをもとう。もっと未来を創ろう。もっと大きなをことを成し遂げよう。もっとたくさんの人とまじわろう。もっと世界を広げよう。もっと成長しよう。
そんな時代にこれからの12年間をするつもりです。

現在47歳。そろそろ老け込んでいく人も多いのかな、と思います。できることがどんどん少なくなる、可能性がどんどん少なくなる、そんな年齢かもしれません。
でも、自分はこれからもっと成長したい。勉強して、努力して、チャレンジして、できることを多くして、もっとたくさんのことを経験していきたい。そんなプランを持っています。で、実際に実行にうつしているつもりです。なので、今が一番楽しい。

今が一番楽しい、とずっと言える人生がいい。


株式会社フェローシップ
代表取締役
小山 剛生


2017年2月5日日曜日

娘の中学受験で学んだこと


2月1日、2日、3日と小学校6年生の末娘の中学受験につきそいました。

 

自分も嫁も中学受験を経験した身。

長男次男はそこそこ勉強ができ、中学受験をさせましたが、末娘はまったくと言っていいほどできない。

中学受験はしないほうがいいのではないか、、悩むほどでした、

ですが、彼女は性格が楽観的、かつ知識欲がないから、目の前の世界がすべて。

何も親から仕掛けなければ、本人から努力すること、世界を広げていくことはないだろうと思いました。

親としては、少しでも刺激のある環境、世の広さやレベルを実感できる環境に身を置かせたい、目標をもって努力することを経験させたい、と考え中学受験をさせることを決めました。

 

3年前から受験勉強をさせましたが、案の定偏差値はあがらない。

嫁は、仕事+家事+母親の3役をこなしていましたが、プラスして家庭教師と、、。とても大変でした。

小学校6年の後期になって、少しずつ偏差値があがってきました。

志望校をしぼり、その過去問対策に特化し、本番をむかえます。

 

1日、2日は苦戦。

あっけらかんとした娘も少し落ち込んでるのか、やや元気がない様子でした。

たぶんダメだろうな、、という空気。

びっくりしたのは、同じくらいのレベルの友達が、受かった知らせを聞いた時。

下向いて、一瞬、泣いたのです。

この子も知らない間にプレッシャーを感じていたんだな、人と自分を比較していたんだな、と感じました。

さらに驚いたのは、下をむいて一瞬泣いてましたが10秒くらいして笑って上を向いて、関係ない話をし始めたのです。

気持ちを切り替えているんだな、周りを暗くしてはいけないと考えているんだな、自分の弱さを見せたくないんだな、そんな心の葛藤と闘っている娘の姿を見てちょっと感動しました。

受験勉強によって、知らない間に、娘は精神的に成長していたのです。

 

受験勉強は、賛否のわかれるところです。

私も意見が分かれることは理解しています。

ただ、娘にとって、良い経験になったと心から思っています。

娘にとって、なかなか勉強ができない自分と向き合い、できないなりに長い時間をかけて努力したこと、それは良い経験になったと思います。

彼女は人間的にちょっと成長したのです。

 

人間すべてが成長の機会。

私はがんばったもの勝ちだと思っています。

がんばらない人生の方が楽かもしれませんが、がんばって努力し自らの人生を創り上げ成し遂げたいったほうが絶対に楽しい。

自らストレッチ目標を掲げ自ら努力する人は早々いません。

私含め普通の人間は、そういった努力をせざるを得ない環境に身を置いたほうがいい。

ただ、小さいころ、大人になりきれていないころは、自分がわかっていない。

そして世の中を知らない。

そういった時は、親がなるべくそのレベルをあげる仕掛けをしたほうがいいと思っています。

世界や欲のレベルをあげ、頑張るレベルをあげていったほうがいい。

これは、社会人になったばかりの若手に対しても言えることだと思っています。

 

自分は幼少から20代中盤まで、両親から、兄弟から、友人から、先生から、そして社会人時代の上司や先輩から、いつも仕掛けてもらっていたんだと思います。

そういった環境に身を置いていたんだと思います。

環境が、自分の足腰を鍛え、世界を広げ、頑張るレベルをあげてくれたんだと感じています。

 

できの悪い子ほどかわいい、、その言葉を親として初めて実感しています。

娘がちゃんと大人になって、豊かな人生を努力してつかめるよう、もうしばらくの間、娘に仕掛けていきたいと思っています。

 

株式会社フェローシップ

代表取締役社長

小山 剛生

2017年2月2日木曜日

一部上場しているIT企業の副社長との話

先日、ある一部上場しているIT企業の副社長が弊社にお越しになり、話しをする機会がありました。

その会社は100名程度、創業20年程度。
高収益を続ける超優良企業です。
ビジネスもユニークでオリジナリティあふれていますが、それ以上に組織運営がすばらしい。
だから故にユニークな戦略展開が可能なんだろうと思いました。

戦略と組織、、もちろん戦略が上位概念ですが、組織が動かなければ戦略は実現できませんし、組織が生きていなければ次なる戦略も生み出せない。
もちつもたれつの関係。

フェローシップのビジネスは参入障壁のない世界ですし、完全な差別化やオリジナリティはつくれない。(どのビジネスもそうといえばそうですが、、、)
シェアや規模が大きければ有利ですが、それは半年くらいの賞味期限。
ビジネスの安定性や成長性は、組織運営ができなければつくれないと考えています。
私にとって副社長との会話は大変に学ぶことが多い時間でした。

その会社ですが、能力主義・業績主義による評価制度、高い報酬水準、社内活性化をはかるコミュニケーション施策、育成プログラムなど、様々な施策を展開されていますが、ポイントは採用活動とその後のストレッチ目標や抜擢人事の機会提供と思いました。

学歴不問、経験不問、人物重視、能力重視、やる気重視、価値観重視、、、そういったことを言っている会社は山ほどありますが、貫き通し妥協しない採用をしているかどうか、、。
妥協しないと言い切れる会社はごくわずかに思います。

また、でる杭はのばす、やる気のある人材にはミッションやポジションを用意する、同じくそういったことを言っている会社は山ほどありますが、実際は、本気度、実現度で?がつく会社ばかりに思います。

組織運営は、施策はもちろん必要ですが、結局は妥協しない姿勢や経営がリスクをとって抜擢人事をするなど、覚悟や本気度が重要なんだと思います。
組織づくりは、経営者の鏡なんだとつくづく感じた次第です。

副社長とお会いしてから、私も変化していってます。
フェローシップの雰囲気も少し変化していってますし、実際に人事制度などもてこを入れ始めています。
経営者も日々勉強、日々成長ですので、今後も精進していくつもりです。


株式会社フェローシップ
代表取締役社長
小山 剛生


2017年1月31日火曜日

超久しぶりです! 最近のうれしい話です。

久しぶりの仲間通信。
気まぐれ通信のような感じになってます(笑)。
ま、独り言、つぶやきのつもりで懲りずに継続していきますので、よろしくお願い申し上げます!

わが社フェローシップですが、昨年末にオフィスをフロア移転し、少しスペースが大きくなりました。
なかなか良いオフィスになったと自画自賛しております。
ぜひ、遊びに来てくださいませ。
東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル4Fです!


最近ですが、うれしい話、人生楽しいな~と感じることがとても多いのです。

その中で特にうれしい話を一つ。
新卒新人の急成長です。
入社してから右も左もわからず、、、大変だ、、こんなはずじゃなかった、と思っていた時もあったと思います。今もその延長かもしれません。
時には涙することもありましたが、最近、本当に成長しました。
お客様とのやりとりも、社内での絡み方もだいぶ頼もしくなりました。
まだまだできることは小さいですし、少ないですが、成果や結果を残すこと、仕事に意思を注入できる喜び、少しづつ感じてきているのではないかと思っています。
仕事を通して成長すること、人間的にも能力的にも成長すること、ぜひ貪欲に求めてほしいと思っています。
きっと、そのほうが人生をより豊かに感じると思うのです。

新卒新人の成長、、社内に大きな影響を与えてくれてます。
先輩社員も大いに刺激をうけています。

今年の4月、新卒新人が6人入社します。
本当に楽しみです。
彼ら彼女らにハードルやチャンスをあたえ、どの会社よりも早く、どの会社よりも高いレベルの人材に成長させてるつもりです。
そして、彼ら彼女らと一緒に頭と身体と心に汗をかき、共に成長し、未来のフェローシップを創り上げたいと思っています。

今後のフェローシップ、ぜひご期待ください。
いい会社、ユニークな会社にしてみせますので。

株式会社フェローシップ
代表取締役社長
小山剛生