2017年8月28日月曜日

派遣スタッフとランチをしてきました!

前回更新したときは新緑の季節だったはずなのに。気がつけば季節はいつのまにか夏を超えてすっかり残暑になってしまってました。

お久しぶりです、フェローシップ代表の小山です。

今後は(今度こそは?)もう少しマメに更新していきたいなぁと思っていますので、またお付き合いどうぞよろしくお願いします。

さて、いつもはパソコンとにらめっこをしつつデスクでランチを取ることが多いのですが、今日は約束があり久しぶりに外でランチをしました。
待ち合わせたのは、ひとりの女性。30代・既婚の彼女は、弊社の派遣スタッフとして活躍してくれえちるスタッフさんです。当時より営業担当は……そう、なにを隠そう自分です(笑)。

ランチに向かいつつ、これまでの彼女のやりとりを思い出していました。
彼女は当初「女性向けの可愛いキャラクターをデザインするデザイナーになりたい」との熱い思いを持っていたのですが、デザイナーとしての経験はゼロ。
それでも面談の際に彼女の「絶対にキャラクターデザインをやりたい!」との熱い思いを感じた自分は、なんとかその夢を叶えられるよう力になりたいと強く思ったことを覚えています。

さすがに未経験でキャラクターデザインの仕事に就くことは難しい。けれど夢は諦めたくない。そんな彼女のために自分はどんな提案ができるのか――試行錯誤して紹介した仕事はある企業のDTPデザイナーの仕事でした。
最終的なゴールにたどり着くためには、まずはデザイナーとして経験を積まなければならないだろう。そう考えて<未経験OK>のデザイン職を探し彼女に提案したのです。

その提案を受け入れてくれた彼女は、弊社の派遣スタッフとして企業でDTPデザイナーの仕事をスタートさせたのです。
ずっと憧れ続けていたデザインの仕事。けれど実際に働きだしてみると、まったくの未経験だった彼女にとっては決して楽しいことばかりではなかったようです。
仕事を自分のものにするまでは、派遣先でも相当な苦労がありました。悲しかったり悔しかったりで涙を流してしまったことも一度や二度ではなかったと思います。
でも彼女は絶対に負けなかった。「いまやっていることは全部自分の経験になる」と思って仕事を投げ出すことなく毎日毎日DTPデザイナーの仕事と取り組んだのです。

結果、どうなったか?
勤務してから2年後、彼女は派遣先から「ぜひ社員になってほしい」と依頼されるまでの一人前のDTPデザイナーになったのです。まったくの未経験での就業から社員依頼を受けるまでになったのは、これもすべて彼女の辛くてもあきらめない心と「キャラクターデザイナーになる」との強い気持ちがあったからではないでしょうか。

3年経過した現在、彼女は初めてのお子さんを妊娠中です。迷ったようですが、正社員依頼は結局断り、来月をもって一度退職をされることにしました。派遣中に結婚した彼女は、引っ越したことで派遣先企業と家とがかなり遠くなってしまい、妊娠したこともあって継続するのは困難だと判断したようです。

今後どういう風に進んでいけばいいか――。今日のランチは終始その話となりました。自分も一緒になって今後進むべき道について考えてみました。
話をしていくうちにはっきりしたのは、彼女はやっぱり「キャラクターデザイナーになる」という夢をあきらめていないんだなということ。
それならば、すでにデザイナーとしての経験も積んだいま、もうとことんその道に向かってまっしぐらに進んでもいいんじゃないか、というのが今日の着地点となりました。
彼女は出産したら、フリーのデザイナーとして活動をスタートすると決めたのです。
もちろんその道は決して平坦ではないでしょう。それでも彼女ならきっとやり抜くに違いないと自分は思えるのです。

ランチの間に一緒に考え、道をはっきりと定めた彼女はとてもいい顔をしていました。
その顔を見ると自分もとても嬉しくって。
やっぱり夢を持つ人、頑張る人が好きだなぁと改めて思った昼下がりでした。

社名のフェローシップは<仲間>という意味。
たとえいまは弊社のスタッフではなくても、縁があり一度は<仲間>になった人とはずっとその関係を大切にしたいと考えています。

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小山 剛生 (こやま たけお)
株式会社フェローシップは、”仲間”を語源としてます!

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